薬の飲みすぎががんリスクを高める!?60代男性必見!腸内環境を守る賢いクスリとの付き合い方
「年を取ると、どうしても薬を飲む機会が増えるなぁ…」「でも、薬って本当に体に良いんだろうか…」「がんのリスクを下げるために、何かできることはないだろうか…」
そんな悩みを抱える60代男性のあなたへ。
Dr.JINが、「薬と腸内環境」の真実を話します!
薬は、病気を治すために必要なものであることは確かです。でも、実は、使い方を間違えると、腸内環境を悪化させ、がんのリスクを高める可能性があります。
60代男性必見! 薬と上手に付き合い、腸内環境を守り、がんリスクを下げるための賢い方法を伝授します!
なぜ薬の飲みすぎが腸内環境を悪化させるのか?
薬は、病気を治すために必要なものですが、同時に、腸内環境に悪影響を与える可能性も秘めています。
1.抗生物質
抗生物質は、細菌を殺す薬ですが、善玉菌も悪玉菌も区別なく殺してしまうため、腸内細菌のバランスを大きく乱す可能性があります。
抗生物質の服用後、下痢や便秘などの症状が出ることがありますが、これは、腸内環境が乱れたサインです。
2.制酸剤
制酸剤は、胃酸の分泌を抑える薬ですが、胃酸には、食べ物と一緒に飲み込んだ細菌を殺菌する役割があります。
制酸剤を服用すると、胃酸の殺菌作用が弱まり、腸に細菌が侵入しやすくなり、腸内環境が悪化する可能性があります。
3.DPP-4阻害薬
・DPP-4阻害薬は、血糖値を抑える薬ですが、腸内細菌のバランスを変化させ、便秘や下痢などの消化器症状を引き起こすことがあります。
また、DPP-4自体は、グルテンの消化に必要であることが分かっており、これを阻害することによって、グルテンの影響が更に多くなることが考えられます。
4.その他
他にも、ステロイド、抗うつ薬、鎮痛剤など、様々な薬が、腸内環境に影響を与える可能性があります。
腸内環境の悪化ががんリスクを高めるメカニズム
腸内環境の悪化は、がんの発症や進行に深く関わっていることがわかっています。
1.発がん性物質の生成
悪玉菌は、タンパク質やアミノ酸を分解する際に、発がん性物質を生成することがあります。
これらの発がん性物質は、腸の粘膜を刺激し、がん細胞の発生を促す可能性があります。
2.免疫力の低下
腸内細菌は、免疫細胞の活性化に重要な役割を果たしています。
腸内環境が悪化すると、免疫細胞の働きが低下し、がん細胞の増殖を抑えにくくなります。
3.炎症の促進
腸内環境が悪化すると、腸の粘膜に炎症が起こりやすくなります。
慢性的な炎症は、がん細胞の発生や増殖を促進する可能性があります。
60代男性必見!腸内環境を守る賢いクスリとの付き合い方
薬は、病気を治すために必要なものですが、使い方を間違えると、腸内環境を悪化させ、がんのリスクを高める可能性があります。 そこで、腸内環境を守りながら、賢く薬と付き合うための方法を伝授します!
1.医師や薬剤師に相談する
薬を服用する際は、必ず医師や薬剤師に相談し、腸内環境への影響や副作用について確認しましょう。
薬の種類や量、服用期間などを適切に判断してもらうことが大切です。
2.自己判断で薬を中断しない
自己判断で薬を中断すると、病状が悪化したり、予期せぬ副作用が出たりする可能性があります。
薬の中断が必要な場合は、必ず医師に相談しましょう。
3.指示された用法・用量を守る
薬は、指示された用法・用量を守って服用することが大切です。
過剰な服用は、腸内環境を悪化させるだけでなく、様々な副作用を引き起こす可能性があります。
4.薬と一緒に腸活を行う
薬を服用しながら、腸内環境を整えるための腸活を行うことが大切です。
食物繊維、発酵食品、オリゴ糖などを積極的に摂り、腸内環境を整えましょう。
5.プロバイオティクスを活用する
抗生物質を服用する際は、プロバイオティクスを一緒に摂取することで、腸内環境の乱れを最小限に抑えることができます。
プロバイオティクスは生きた善玉菌を直接腸に届けることができるため、抗生物質による腸内細菌の減少を補い、腸内環境のバランスを整える効果が期待できます。
●プロバイオティクスの選び方
抗生物質に耐性のある菌株を選びましょう。
複数の菌種が配合されているものを選びましょう。
生きた菌が腸まで届くように工夫されているものを選びましょう。
●プロバイオティクスの摂取方法
抗生物質の服用後は、2時間程度の間隔を空けて摂取しましょう。
継続的に摂取するのが良いです。
腸活で薬による腸へのダメージを軽減!
薬を服用する際は、腸活を積極的に行い、薬による腸へのダメージを軽減することが大切です。
・腸内細菌のエサとなるものを摂る
食物繊維、オリゴ糖は、善玉菌のエサとなり、善玉菌を増やす効果があります。
野菜、果物、海藻類、豆類、きのこ類、ヨーグルト、納豆などを積極的に摂りましょう。
・腸管バリアを強化する
グルタミン酸、亜鉛は、腸管バリアを強化する効果があります。
肉、魚、卵、大豆製品、ナッツ類などを積極的に摂りましょう。
・抗酸化物質を摂る
抗酸化物質は、活性酸素による腸管細胞のダメージを防ぎ、腸管バリアを保護する効果があります。
緑黄色野菜、果物、ベリー類、ナッツ類などを積極的に摂りましょう。
・添加物を避ける
食品添加物は、腸内環境を悪化させる原因となることがあります。
できるだけ、無添加・無加工の食品を選び、腸に優しい食生活を心がけましょう。
食事の際には、胃酸を意識を
胃酸は、食べ物を消化するだけでなく、食べ物と一緒に飲み込んだ細菌を殺菌する役割も担っています。
胃酸の分泌が低下すると、腸に細菌が侵入しやすくなり、腸内環境が悪化する可能性があります。更に、消化も悪くなり、悪玉菌を発生させやすくなります。
●胃酸の分泌を促す
・よく噛んで食べる
・酸味のある食品を摂る(梅干し、レモンなど)
・適度な運動をする
●胃酸の分泌を抑えるものは摂りすぎないようにする
・牛乳、ヨーグルトなどの乳製品
・豆乳、豆腐などの大豆製品
・食事中における大量の水(胃酸が薄まってしまう)
ドクターJINおすすめ!腸活レシピ
1.発酵食品たっぷり具沢山味噌汁:
味噌、豆腐、わかめ、きのこ、野菜など、腸に良い食材をたっぷり入れた味噌汁。
2.食物繊維豊富サラダ:
レタス、キャベツ、トマト、きゅうり、海藻など、様々な種類の野菜を混ぜ合わせたサラダ。
3.オリゴ糖入りヨーグルト:
プレーンヨーグルトに、オリゴ糖を混ぜたヨーグルト。
4.鮭と野菜のホイル焼き:
鮭、きのこ、野菜をホイルで包んで焼いた料理。
5.鶏むね肉とブロッコリーの炒め物:
鶏むね肉、ブロッコリー、パプリカなどを炒めた料理。
ドクターJINのつぶやき
薬は、病気を治すために必要なものですが、使い方を間違えると、腸内環境を悪化させ、がんのリスクを高める可能性があります。賢く薬と付き合い、腸内環境を守り、健康な毎日を送りましょう!
私、ドクターJINは、皆さんが薬と上手に付き合い、腸内環境を守り、健康で充実した毎日を送れるよう応援しています。今回のコラムが、少しでも皆さんの健康に役立つことを願っています。
あなたも、腸活でがんを寄せ付けない体を手に入れてくださいね。