腸内環境を良くして、インフルエンザやコロナ感染を撃退!
寒さがますます厳しくなり、インフルエンザやコロナなどの風邪になる方がとても増えてきています。こんな時に大事なのが腸の状態を良くすること!腸内環境を整えることで免疫力を強化し、これらの感染症に負けない体を作ることができます。今回は、日常生活に簡単に取り入れられる腸活のコツをお伝えします。
腸内環境と免疫力の深い関係
腸は「第二の脳」とも呼ばれ、体全体の健康を支える重要な器官です。特に、腸には免疫細胞の約70%が存在すると言われており、体内に侵入するウイルスや細菌と闘う役割を果たしています。また、腸内の善玉菌が十分に働いていると、ウイルスの侵入をブロックする腸壁のバリア機能が強化されます。一方で、悪玉菌が増えると免疫システムが乱れ、感染症にかかりやすくなります。腸内環境を整えることは、感染症予防の第一歩なのです。
冬におすすめの腸活習慣
1.発酵食品を活用する:冬場は味噌汁や漬物、塩麹を活用して、腸に優しい善玉菌を補給しましょう。特に味噌は温かくして摂取することで、体を内側から温める効果も期待できます。
2.旬の野菜で食物繊維を摂取:冬が旬の根菜類やキャベツには食物繊維が豊富です。これらを煮込み料理にして摂取することで、腸内細菌のエサとなり、善玉菌の増殖をサポートします。
3.ウォーキングを日課にする:冷えやすい冬でも、無理しない程度に軽いウォーキングを続けることで腸の蠕動運動が促され、腸内環境が整いやすくなります。無理のないペースで、暖かい時間帯を選んで行いましょう。
4.十分な睡眠を確保:冬は日が短くなるため、夜間の睡眠を確保しやすい季節です。睡眠不足は腸内環境を悪化させるため、7〜8時間の睡眠を意識してください。
腸活で免疫力を高める具体的な方法
1.発酵食品を毎日の食事に取り入れる:発酵食品には善玉菌が含まれており、腸内環境を改善します。ヨーグルトや納豆だけでなく、キムチや味噌などもおすすめです。毎日少しずつ摂取することで、腸内の善玉菌が増えやすくなります。
2.食物繊維を豊富に摂る:野菜や果物、全粒穀物には食物繊維が豊富です。これらは腸内細菌のエサとなり、善玉菌の働きを活性化します。特に、バナナやさつまいもなどは腸内細菌のエサになりやすい「プレバイオティクス」を多く含んでいます。
3.水分をしっかり摂る:水分を十分に摂ることは、便秘対策にもとても効果的ですが、それ以外に、粘膜の乾燥を防ぐことによって、感染リスクを下げることができます。冬場でも水分はこまめに摂った方が良いのです。
4.適度なウォーキングを習慣化する:軽い運動は腸の蠕動運動を促し、腸内環境を整える効果があります。さらに、ストレスを軽減することで免疫力をサポートする効果も期待できます。
5.十分な睡眠をとる:睡眠不足は免疫力を低下させ、腸内環境にも悪影響を与えます。毎日7~8時間の質の良い睡眠を心がけましょう。
腸活がもたらす冬の感染症対策
腸内環境を整えることで得られる感染症対策のメリットは以下の通りです:
・免疫力が強化され、インフルエンザやコロナの予防効果が期待できる
・疲労回復が早まり、冬場の体調不良を防ぎやすくなる
・体の冷えを軽減し、代謝が上がることで風邪に負けにくい体質になる
腸活は、健康な冬を過ごすための心強い味方なのです。
ドクターJINのつぶやき
腸内環境を整えることで、寒い冬を元気に過ごすための免疫力を手に入れることができます。毎日の食事や運動を工夫して、体の中から健康を支えましょう。また、同時に、人混みの多い場所でのマスク着用や、そこから帰る際や自宅に到着した際のうがい、手洗いも感染対策としてはとても大事になりますので、あわせて行っていきましょう。
私、ドクターJINは、腸内環境改善を通じて感染症に負けない体作りを目指し、日々の生活に腸活を取り入れることを心がけています。
あなたも、腸を整えて、感染症に負けない体作りで、この冬を快適に過ごしてくださいね!