コロナ禍、免疫力を上げるのに食物繊維も重要

2020/11/20 腸活コラム

新型コロナウィルスの3波がきて

風邪やインフルエンザにも

気をつけたい時期ともなっています。

 

今年は

健康管理に留意している人が増えたと思います。

 

特に免疫力を上げることの重要性を感じます。

 

免疫力と言えば「腸」といわれるくらい

免疫システムの本拠地となっています。

 

特に腸内細菌のバランスを保つことが大切になります。

 

腸内細菌は

善玉菌、日和見菌、悪玉菌の3つに分かれます。

それぞれのバランスとして

善玉菌は20%

日和見菌は70%

悪玉菌は10%

が良いと言われています。

 

このバランスを崩さないように食事や

ストレスの緩和など

日常生活の中で行っているのですが

 

腸内細菌たちが

どんな活躍をしているのか

主たる5つをご紹介します。

 

①腸内細菌のバランス作り

乳酸などを作って、弱酸性の㏗に保つ働きをしています。そして、抗菌物質を産生しています。

 

②栄養産生

食物繊維を分解し、ビタミンを産生しています。

腸管上皮の栄養となる酪酸などの短鎖脂肪酸を産生しています。

 

③腸の蠕動運動を促す

腸を動かすためにも腸内細菌は必要となります。

 

④腸から肝臓への循環

ホルモンや胆汁酸、ビタミンなどを腸から肝臓に循環する役割も担っています。

 

⑤粘膜防御機能の活性化

 

 

腸内細菌は、よく働いていますね。

働きを高めるためにも悪玉菌を増やさない

日和見菌を善玉菌よりの働きにさせることが大切となります。

 

腸内細菌の働きを高めるために

いくつかの方法があります。

 

その一つとして

食物繊維を摂ること

食物繊維は、

水溶性と不溶性の2種あり、

 

水溶性食物繊維は 

腸内細菌の発酵を受けやすく、乳酸菌などの善玉菌を増やし腸内環境を改善する効果が期待できます。

 

不溶性食物繊維は

腸の働きを刺激して、腸内に発生した有害物質の排出を促す作用があります。便秘を予防したり

腸に関する病気を抑制する効果も期待できます。

 

発酵食品とともに

食物繊維の多いものを摂ることも

腸内環境をよくすることに繋がります。