元気に過ごすために腸を育てよう!

2020/03/14 腸活コラム

今回は「腸を育てる」ことに注目します。

ひとくち何回噛んでいるか覚えていない・・・。

カラダに要らないものって何?

腸活が続かない・・・。

そんな風に考えているなら、きっとお役に立てます。

毎日のちょっとした行動によって、腸もカラダも元気になるんです。

 

一回の食事で何分噛んでいる?

唐突ですが、普段の食事時間はどのくらいでしょうか?

新生銀行の調査によると、日本人の平均ランチ時間は20分!

世代を問わず、ランチタイムが短すぎるとのことです。

私は「平均にしては意外と長い!」と思いました。

というのも、私のセミナーに参加される方の多くは、

「10分で済ませてる・・・。」

「私は、15分かも。」 

とおっしゃるのです。

実際に食べている時間はと言うと、調査よりも短いようです。 

では、平均20分のランチで、噛んでいる時間はどのくらいなんでしょうか?

よく噛むことが脳によいと言われていますが、消化管・腸にとっても健康を保つという意味では大切な行為になります。

食べ物をしっかりと噛むことで胃での消化を助け、しっかりと消化されたものが腸に行き吸収されるのです。

もしもしっかりと噛まずに胃へと食べ物が送られた場合、消化しようと胃酸を出し過ぎて、胃酸過多になってしまうんです。 

胃酸はとても強い酸なので、胃粘膜などが荒れてしまう可能性があります。  

さらに、胃で消化されきっていない未消化なものが腸にまで届きます。

分子が大きい分、吸収されずにそのまま排出されたり腐敗したりします。

汚れた排水管のような感じで、とても劣悪な環境に。 

これでは、腸の働きが悪くなってしまいますよね。

腸を育てるために噛む

腸を働かせるために意識したいのが、咀嚼です。

目安として、ひとくち33回噛みましょう!

噛むことを習慣化させることが大切です。

箸を持っていると、無意識に食べものを口に運びがちになります。

一回ごとに箸を置くようにすると、噛む回数を増やせます。

箸置きを使うのがおすすめです。

 

参考:日本人のランチタイムは平均20分 早食いは最悪“死”を招く悪習慣 | 日刊SPA!