元気に過ごすために腸を育てよう!
今回は「腸を育てる」ことに注目します。
「ひとくち何回噛んでいるか覚えていない・・・。」
「カラダに要らないものって何?」
「腸活が続かない・・・。」
そんな風に考えているなら、きっとお役に立てます。
毎日のちょっとした行動によって、腸もカラダも元気になるんです。
一回の食事で何分噛んでいる?
唐突ですが、普段の食事時間はどのくらいでしょうか?
新生銀行の調査によると、日本人の平均ランチ時間は20分!
世代を問わず、ランチタイムが短すぎるとのことです。
私は「平均にしては意外と長い!」と思いました。
というのも、私のセミナーに参加される方の多くは、
「10分で済ませてる・・・。」
「私は、15分かも。」
とおっしゃるのです。
実際に食べている時間はと言うと、調査よりも短いようです。
では、平均20分のランチで、噛んでいる時間はどのくらいなんでしょうか?
よく噛むことが脳によいと言われていますが、消化管・腸にとっても健康を保つという意味では大切な行為になります。
食べ物をしっかりと噛むことで胃での消化を助け、しっかりと消化されたものが腸に行き吸収されるのです。
もしもしっかりと噛まずに胃へと食べ物が送られた場合、消化しようと胃酸を出し過ぎて、胃酸過多になってしまうんです。
胃酸はとても強い酸なので、胃粘膜などが荒れてしまう可能性があります。
さらに、胃で消化されきっていない未消化なものが腸にまで届きます。
分子が大きい分、吸収されずにそのまま排出されたり腐敗したりします。
汚れた排水管のような感じで、とても劣悪な環境に。
これでは、腸の働きが悪くなってしまいますよね。
腸を育てるために噛む
腸を働かせるために意識したいのが、咀嚼です。
目安として、ひとくち33回噛みましょう!
噛むことを習慣化させることが大切です。
箸を持っていると、無意識に食べものを口に運びがちになります。
一回ごとに箸を置くようにすると、噛む回数を増やせます。
箸置きを使うのがおすすめです。